フィアット 500 スタンダード研磨+TTクリアファイナライズ
フィアット 500(チンクチェント)。1957年~1977年まで製造された2代目500が、映画、「ルパン三世 カリオストロの城」やディズニーの「カーズ」などに出ていました。その2代目をモチーフにして2007年に登場したのが、この3代目フィアット500です。
黄色のボディーカラーのチンクが欲しくて、新車では設定が無かったので、わざわざ中古で購入されたというオーナー様。車齢が5年となり、大分汚れてしまったので、もう一度ピカピカにして大事に乗りたいとのご用命です。春にホイールコーティングは先行で施工させていただいていました。ホイールコーティングの効果を確認しつつ、頑張って作業して参ります!
カジュアルな内装。
開放的な室内。シートの柄もお洒落です。
ボディー色のアクセントが目を引きます。
スポーティーなステアリング。
スピードメーターだけに見えて、しっかり中にタコメーターが付いています。
乗っているだけでウキウキしてきますね。
デュアロジックというクラッチレスのマニュアルミッション。動かし方が分からず、オーナー様に教えていただきました^^;
現行では69馬力と85馬力のエンジンですが、このお車は1400cc DOHC16バルブの100馬力仕様!かなり速いらしいです。
洗車開始です!
オーナー様お困りのブレーキダスト。
春にホイールコーティングを施工済みでしたので、簡単にピカピカになりました。
あまり洗車できなかったそうで、ライトの下に黒い筋が出ています。
まずは洗車でできるだけ綺麗にします。
洗剤でどうしても落ちない付着物は、粘土を使ってしっかりと除去。汚れや異物が残ったまま研磨すると、かえって傷をつけてしまう事に繋がります。
1日かけて隅々まで洗いました。すでにかなりスッキリ感が出ています。
マスキングをして研磨開始です!
ボンネット。一見綺麗に見えても、当店の照明の下では、洗車傷がくっきりと出てきます。
研磨前。
研磨後。
ルーフ。ボンネットとは傷の入り方が違います。ボンネットは洗車傷。ルーフはスノーブラシの傷でしょうか?
研磨前。
手前が研磨後。奥は研磨前です。
トランクリッド上部。こういった細かい所も研磨していきます。
研磨前。
研磨後。
板金塗装をしたばかりの箇所です。これは板金屋さんが磨いた跡。磨き傷です。
研磨前。
研磨後。磨きのプロショップですから、磨き傷は残しません。
テールランプも研磨できます。
研磨前。
研磨後。
研磨完了です。ピカピカになりました。美しいコーティングをする為には、コーティング前に、しっかりと下地を作る事が大事であり、その作業が非常に手間と技術を要するのです。
研磨後、コンパウンドを綺麗に洗い流してから、5層のコーティングを施し、TTクリアファイナライズ、完成いたしました!作業工程は非公開なのですが、1層1層しっかりと施工しますので、非常に時間がかかる作業です。その分、仕上がりの艶と保護効果は素晴らしい物があります。
お車をご覧になったオーナー様、「凄いピカピカですね!買った時より全然綺麗!」と大変喜んでくださいました。「嬉しい」と呟きながら、お車をご覧になっているお姿を見て、私も嬉しくなりました。5年経ってピカピカに復活したお車。これからさらに愛着を持ってお乗りになっていただけますね^^。なかなか洗車ができない環境との事ですので、当店がしっかりサポートさせていただきます。汚れたなと思ったら早めに洗車をご依頼くださいませ。
この度は数ある施工店の中から当店をお選びいただき、誠にありがとうございました!