フォルクスワーゲン ゴルフ スタンダード研磨+TTクリアコート+フロントガラス撥水コーティング
フォルクスワーゲン ゴルフ。1974年に誕生して以来、世界中のコンパクトカーのベンチマークとなっている名車です。こちらは2012年まで製造されていた6代目。1400ccのターボエンジンを搭載。最高出力は122ps、最大トルクは2000ccエンジン並みの20.4kg・mを誇ります。小さなエンジンにレスポンスの良いターボエンジンを搭載するというのが、欧州車のトレンドになって来ていますね。日本でも小排気量の方が自動車税が安くなりますから嬉しいですね。
新車登録から1年半のお車を中古でご購入されたこちらのお車。当店の磨きとコーティングで、どれ程綺麗になるのか見てみたいとの事で、3層構造のTTクリアコートをご用命いただきました。お仕事で常にお車にお乗りになるオーナー様ですので、雨の中でも運転しやすいよう、フロントガラスの撥水コーティングも合わせて施工いたします。ボディーカラーは、「ディープブラックパールエフェクト」オーナー様のご期待にお応えできますよう、頑張って作業して参ります!
上質感のある内装。
シンプルな3本スポークながら、メタル素材の使い方がお洒落です。
240km/hまで刻まれたスピードメーター。最高速度は200km/hとの事です。さすが速度無制限区間のあるアウトバーンを有する国の車です。高速道路での安定感も素晴らしいです!
7速DSG。デュアルクラッチを搭載したトランスミッション。MTベースですが、瞬時のシフトチェンジで途切れの無い変速を可能としています。フォルクスワーゲンを皮切りに、欧州車では当たり前になってきていますが、日本では中々搭載車種が増えません。日本のコンパクトカーにもぜひ搭載していただきたいです。
まずは徹底的な洗車から作業開始です。ブレーキダストの汚れが多いのは欧州車の特徴です。汚れたホイールも綺麗に洗浄。
洗浄前。
洗浄後。
ブレーキキャリパーが邪魔になっている部分も洗うため、お車を動かしましたので、ホイールの位置が少しずれてしまいました。
洗車完了後、マスキングをして研磨開始です。フロントガラスの撥水コーティングを行う際、ガラスも研磨し綺麗にしますので、ワイパー部のみの養生としています。
研磨前。
洗車傷が見られます。一般的な状態と言えますが、正しい洗車をすれば、もっと軽微な傷に抑える事ができます。
研磨後。
今回はオーナー様のご希望で、あまり追い込まない研磨をいたしましたが、これ位の傷であれば殆どわからないレベルまで研磨できました。塗装の膜厚は非常に薄いものですので、何度もハードな研磨を繰り返す事は避けたい所です。今後は正しい洗車方法で、深い洗車傷を付けない様に維持していただければと思います。
画像は1工程の研磨後で、この後さらに艶を引き上げる研磨をもう1工程行います。
全体を研磨した後、3層構造のTTクリアコートを施工。TTクリアは、浅い傷であれば、塗装を削らずに、クリア樹脂を補充して傷を目立たなくする事ができますので、今後多めにクリア補充をしていく事を前提に、あえて5層構造のTTクリアファイナライズではなく、3層構造のTTクリアを選択されました。輝きや保護性能はTTクリアファイナライズに一歩譲る物の、その分頻繁なメンテナンスで綺麗に維持をする。それも正しい選択肢だと思います。
今回は研磨後にあまり写真を撮れませんでしたので、研磨作業前とコーティング迄完了後の比較画像を掲載いたします。
作業前。
以前のオーナー様のお話では、今まで研磨した事は無いとの事でしたが、ボンネットには研磨の跡、ユラユラと見えるオーロラマークが確認できます。オーナー様の知らない所で磨かれていたのですね。
作業後。
オーロラマークも綺麗に除去いたしました。
作業前。
オーロラマークや洗車傷が確認できます。
作業後。
艶々に復活です。
コーティング完了後、細部の仕上げをして、完成となります!
ピラー部は黒のソリッド塗装で樹脂なので、非常に傷が目立ちます。ここも丁寧に研磨後にコーティングいたしました。
外の太陽光の下でも仕上がりをチェック。
お車をご覧になったオーナー様、「凄い!」と驚きのご様子でした。後日、「こんなに車がきれいになるとは…。雨の日に水が全部水玉になって後ろに流れていく様は美しさすら感じました」と嬉しいご感想をいただきました。今まではあまりご自身で洗車する事が無かったそうですが、コーティング後はご自身で洗車してくださっているそうです。
綺麗を通り越して、「美しい」…そんな愛車と過ごす幸せを、一人でも多くのお客様にお届けできるよう、これからも精進して参ります。
この度は数ある施工店の中から当店をお選びいただき、誠にありがとうございました!