【秋田・本店】BMW 320i 軽研磨+コーティング(グロスアーマー)
本店です。BMW 320i 軽研磨+グロスアーマーのご用命でご入庫いただきました。
中古でこちらのおクルマをご購入されたというオーナー様、以前から当店のホームページやYouTubeの動画をご覧くださっていて、コーティングのご相談にご来店くださいました。
ご購入された際に、ボンネットに飛び石キズが付いていて、鈑金塗装で修理されたそうです。さらに全体的に研磨されていて、研磨で付いたキズと、研磨で取り切れなかった洗車キズが入り混じって付いているという状態でした。
当店のスタンダード研磨ですと完璧に仕上げられるのですが、ご予算も含め、オーナー様とご相談させていただいた結果、軽研磨でキズをバランス良く除去し、塗装面を整えた上でグロスアーマーを施工させていただくことになりました。研磨は数日間という大変長い時間がかかる作業ですので、その分費用はかかりますが、その価格以上に仕上がりの満足度には差があります。今回も、オーナー様に価格以上の感動をお届けできますよう、心を込めてしっかりと施工させていただきます。
最初に、塗装面にキズをつける原因となる砂や泥などを通常のシャンプー洗車で優しく洗い流します。その後、シャンプー洗車では落ちない、水ジミやタールピッチなどを、それぞれに合った洗剤を使い、汚れを溶かして優しく除去いたします。
水道水が乾いた際に、水道水に含まれるミネラル分が固着してできる「水ジミ」が付いてしましたので、ウォータースポットリムーバーを使い、溶かして除去いたします。
写真で白い斑点に見えるのが水ジミです。
洗浄前。
キレイになりました。
洗浄後。
こちらは、ボンネットを開けた時のフレーム部です。洗車の際に、このような部分に入り込んだ水道水までしっかりと拭くことは難しいですので、水ジミが沢山付いています。
今回は細部洗浄のご用命もいただいておりますので、このような部分まで丁寧に洗浄いたします。なお、当店は洗車用純水器も販売しており、純水での洗車をお勧めしておりますが、純水を使って洗車していますと、このような部分にさえも水ジミがほとんど付かなくなります。
洗浄前。
キレイになりました。普段見えないところではありますが、このような所までキレイだと、何故か全体の印象まで変わって見えるものです。
洗浄後。
塗装面の汚れをしっかりと除去した後に、研磨を行ってまいります。
ボンネットの真ん中に写り込んだスポットライトの周りに、白くモヤモヤとした跡が見えますでしょうか。これはポリッシャーという機械で研磨した時に付いた跡で、細かい研磨粒子の跡、つまり微細なキズがこのように見えてしまっています。視点を変えるとホログラムのようにユラユラと揺れ動くので、オーロラマークと呼ばれ、一般的な研磨技術ですと、これが付くのはある程度は仕方のないことだと言われているものです。
研磨前。
当店の研磨技術ですと、一切跡を残さずに美しく磨くことができます。スッキリと深い、塗装本来の美しい艶が出ています。
研磨後。
こちらにも沢山のオーロラマークが見られます。
研磨前。
こちらもキレイになりました。
研磨後。
次はドアのピラー部分です。ここは材質が樹脂で、美しいピアノブラック仕上げとなっております。最近このような仕上げのクルマが多いですね。この素材は、鏡の様に美しい反面、一切の跡を残さず磨き上げるのには、非常に高度な技術が必要となります。
研磨前。
問題なく、キレイになりました。大変キズ付きやすい仕上げですので、今後はドアの開閉時などに触らないことをお勧めいたします。
研磨後。
このように、じっくりと美しく磨き上げた後に、3工程のグロスアーマーを施工して、塗装面をさらに美しく、そして汚れや劣化などに対して強くしてまいります。
全ての作業が完了し、新車以上にクッキリと美しい仕上がりとなりました。
お引き渡しの際に愛車をご覧になったオーナー様、「本当にキレイですね!ありがとうございます!」と仰ってくださいました。ご満足いただけたようで、何よりでございます。
今後は、お引き渡しの際にお伝えした洗車方法で洗車をしていただき、普段の洗車では落ちない、水ジミやタールピッチなどの汚れが気になりましたら、クレンジング洗車をご用命くださいませ。今回の施工と同様に、数種類の洗剤を使って、コーティングの上に付いた水ジミやタールピッチを優しく除去いたします。これを繰り返すことで、何年も美しい状態を保つことができます。クレンジング洗車は、汚れ具合や普段の洗車の状況によって変わりますが、1年に2〜3回程度が標準的です。
今後も、「美しいクルマと共に暮らす。」素敵な毎日をお送りいただけますよう、全力でサポートさせていただきます。
この度は、数ある施工店の中から当店をお選びいただき、誠にありがとうございました!